過失相殺とはって何?

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自動車を運転する上で、事故の発生はつきものです。
事故が発生した場合、対人事故であれば、被害者となった人が、物損事故であれば、対象物の所有者が、それぞれ原告となって、事故を起こした車両の運転手あるいは所有者に対して民法709条を根拠として損害賠償請求をしていくことになります(車対車の事故の場合、多くはその被害が大きいほうが原告となります。)。

もっとも、物損事故を除く自動車事故は基本的に動いている物同士が接触することにより発生するのがほとんどです。
この場合、確かに、自動車の運転手側の過失によるところが大きいとしても、その責任の割合が100:0ということはほぼありえません。

歩行者の歩行していた位置やスピード等の諸要素が合わさって事故は発生します。

その場合、民法722条を根拠に被告としては過失相殺を主張していくことになります。
つまり、事故の発生原因の一部が被害者側にあることを理由に、被害者側の過失については、被告が責任を取るべき筋合いのものではない、として、その分の損害賠償額の減額を求めていくことになります。

このように、公平の観点から、事故当事者に対して平等な、かつ、両当事者に納得のいく結論を導いていきます。

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